【図書館とお金の話】「38歳までに受けたいお金の授業」を読んで、自分を振り返った話

本レビュー

図書館が好きです。
「本をたくさん読む人」というわけではないのですが、料理本や雑学、お金に関する本をパラパラと眺めるのが好きで、時間があるとふらっと立ち寄ります。

最近は、息子Kくんの絵本を借りるついでに図書館に通う日々。
そんな中、久しぶりに自分のための本を手に取りました。

タイトルに引き寄せられた一冊

ある日、ふと目に入ったのが「38歳までに受けたい甘くないお金の授業」という本。

当時の私は37歳。「もうすぐやん」と思いながら、なぜ“38歳”なのか気になって、手に取りました。

パラパラとめくってみると、20代・30代のうちに知っておきたいお金の話がコンパクトにまとめられていて、「これ、今の自分にぴったりかも」と感じ、借りて帰ることに。

本の内容をざっくりと紹介すると…

内容はとてもシンプルで読みやすく、1〜2時間でサクッと読める構成でした。
以下のようなポイントが印象に残っています:

◎ お金で損をしない人の特徴

自分の価値観を持ち、「自分にとっての幸せは何か?」「なぜそれを幸せと感じるのか?」を考えられる人は、お金の使い方で損をしにくい。
→ 芸能人やSNSの情報に流されず、自分軸で判断することの大切さ。

◎ 情報の得かた

ネットの情報は極端なものほど目立ちやすく、偏りがある。
→ 本を読むことで多面的な視点を得て、自分の頭で考えるクセをつけるべし。

◎ 投資への向き合い方

人間は損失に敏感な生き物。
→ 他人の投資スタイルを真似するのではなく、「自分はどこまでリスクを取れるか」を生活に照らして考えることが大切。

◎ 老後の不安を減らす方法

年金だけでは生活は難しい。今の現役世代が受け取れる年金は、将来的に2割ほど減る可能性もある。
→ なるべく長く働けるように、知識・健康の両面で自己投資をしておくことが必要

38歳という年齢に込められた意味

読み終えて「なぜ38歳まで?」という疑問は明確には書かれていませんでしたが、おそらく20代〜30代という働き盛りの時期にこそ、「自分のお金観」をしっかり持っておこうという意味なのだと思います。

実はこの本の著者、プロフィールを見たら自分と同い年で、ちょっと親近感も湧きました。
読んでいて説教くさくなく、でも要点がコンパクトにまとまっていて、読書が苦手な人でも読みやすいと思います。

反省と、これからの自分

最近の自分を振り返ってみると、
・本はほとんど読まず
・情報収集はもっぱらSNS
・空き時間ができたらスマホゲーム

こんな毎日でした。
「自分の頭で考えることの大切さ」が本の中で繰り返し書かれていて、なんだか胸に刺さりました。

図書館って無料で使える知識の宝庫。
買うまではいかないけれど、ちょっと気になるジャンルの本を試し読みするのにもぴったりなんですよね。

まとめ:お金の本って意外とおもしろい

「お金の勉強って難しそう」と思っていたけど、自分の価値観を見つめ直すきっかけにもなるんだなと感じました。

この本をきっかけに、図書館通いの頻度がまた増えそうです。
次は「健康」「教育」「老後」あたりの本も読んでみようかな。

📘 『38歳までに受けたい甘くないお金の授業』(杉山智則 著)
図書館で見つけて読みましたが、わかりやすくておすすめです。
詳細はこちら → [38歳までに受けたい甘くないお金の授業]

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