痔の手術体験談

痔の手術（後半）

ケータイの予測変換、「し」を入れたら一番に「痔」が表示されるようになった。

さて、前回の続きです。
麻酔が効いてくると、肛門を閉めたりが自分でできなくなるそうなので、その間に手術をしてもらえるようです。

手術室には、back numberが流れていました。アルバムかな？
ずーっとback numberです。クリスマスの曲とか、失恋ソングなど、しっとりとした曲が続く。
おしり丸出しで、back numberのバラードを聴いているのは、おそらく私ぐらいだろう。

手術は20〜30分ぐらいで終わりました。

終了後、切ってもらったポリープを見せてくださいました。

なんと言うか、血まみれのホルモン。

２センチ弱ぐらいの血まみれのホルモン。

それ以外の良い例えが見つからない。
「捨てとくよ〜」と先生。
今回は、切れ痔も切除してもらい、周りを縫ってくださったそうです。
「イボは大きくないから硬化注射はしてません。」とのことでした。（中のイボ痔が大きかったら硬化注射する予定だった）
何より、切れ痔が痛かったので、切除してもらえてよかった〜。

手術中は、電気メスで切ってもらったのですが、麻酔のおかげで痛みは一切なく、手術は終わりました。（ガーゼをぐっぐっと腸内？に押し込んでいる感覚は少しある）

帰りはベットのまま病室に戻ってきました。

手術後の痛みは？

手術後、3時間ぐらいは足も動かせないので、そのまま横になっていました。

しばらくして、看護師さんが点滴を止血剤入りのやつに交換しにきてくださいました。
麻酔が効いていて痛みも一切ない。
痛みがない状態ってこんなんなんだな〜(*´-`)

5時間後、ゼリーとか飲み物なら摂取しても良いとのことで、事前に用意しておいたゼリーを食べ、もう一度横になる。

この病院では２１時が就寝時間で、２１時になり、トイレに行きました。
考えてみれば、9時間ぐらい排尿してない。
尿意があるのに出ない。

麻酔も切れてきてジンジンズキズキおしりが痛くなってきた。
ね、寝れない・・・
人間、弱っていると何でも不安になってくるんですね。
そのまま２時間ほど横になったり、トイレに行ったりしましたがやっぱり出ない。
さすがに焦ってきて巡回の看護師さんに報告。

でなさすぎるのもよくないし、、、水をいっぱい飲みましょう！と言われ、おそるおそる飲んでみる。
しばらくして、トイレで１０分ほど粘ってみると無事排尿がありました。

下半身の麻酔をした後は排尿しにくくなるということもあるらしい。
怖くなって病室でググってしまった。

術後の痛みはと言うと、生理痛の重めの痛さです。
今までの痛みとちょっと種類が違うのですが、おしりの奥がズンズン痛い感じ。表面はピリピリという感じです。

どうしても寝れなかったので、１時ぐらいにロキソニンをもらって飲みました。

初ロキソニン。
その後はゆっくり寝ることができました。

次の日

点滴も外れ、朝食もしっかり食べ、術後良好！

実は隣のベットに同じ症状で同じ日に入院した方がいました。
手術も1時間違いなだけで、聞こえてくる看護師さんの説明もほぼ同じ。
声からして年代もそれほど離れてなさそうで、勝手に親近感を持ちました。
話しかけたかったけど迷惑かな？と思ってなかなか話しかけられませんでした。

そしたら向こうから話しかけてくださいました。
隣の方も同じような説明が聞こえていたらしく、心強く思ってくださっていたみたいで、「お互い頑張りましたね〜」とお互いを励まし、少しお話できました。

先生の回診

午後から先生の回診があり、傷口を見てもらいました。
傷口は綺麗で腫れもなかったそうで、一安心。

回診では、日常生活での注意点等を念入りに聞きました。
・トイレはウォシュレットの弱！
出先でウォシュレットがなかったら、赤ちゃんのおしりふきで拭く。（アルコール入ってないやつ）
・当分はお風呂はシャワーのみ。
・激しい運動や長時間の運転は2週間控える。
・動物性のタンパク質（牛肉とか豚肉とか）は控える。（←便が固くなり出にくくなるため）
・・・といろいろ教えてもらいました。

今回の手術では、中も切っているので、あえて外側に傷口を作って、膿みがたまらないようにしているとのこと。痔の手術でよくそうされるようです。

糸は溶ける糸で、「もしかしたら解けておしりから糸が垂れてくるかもしれないけど、引っ張らないように」と言われました。

言いつけは守る奴ですので、もちろんそんなことしません！
痛いの嫌や。

そんなこんなで、2日目に無事退院できました。

術後の1回目の排便が怖い・・・

おわり

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