
ひとりぼっちになるのが怖いっと思ってしまう方へ、参考になれば嬉しいです。
本の説明
「孤独をたのしむ力」 午堂 登紀雄 著
「孤独を楽しむ力」牛堂 登紀雄 著は、内省・人間関係・価値観・行動・読書・家族の6つのテーマから、「そのテーマにおいて〇〇をやめる」やめられない人はこうなる、やめられた人はこうなるよ、いう構成で書かれています。
自分が気になるところから手軽に読み進められます。
ストレスフリーに生きたい人に、そのための考え方を教えてくれる
いつの時代も、生活・仕事・恋愛等人生において人間関係は切り離せないテーマですよね。
そんな人間関係においての考え方や自分の行動、価値観に問いかけていく内容です。
「ちょっと人間関係に疲れたな」「周りの人の目が気になる」「失敗するのが怖くて踏み出せない」という人にオススメです。
孤独はみじめか?
一人でいるところを人に見られたくない、あいつは寂しい奴だと思われたくない。と思ったことはありませんか。私はめっちゃあります。
こういう人が多いのは、友達がたくさんいることが良いことだ、みんなと仲良くすることがいいことだ、孤独はよくないこと、ということが義務教育で擦り込まれてきたからです。
本書では、孤独であることで強いストレスを感じたり、毎日憂鬱になるのは、孤独はみじめではなく、「孤独はみじめだ」と思い込んでいる自分の固定概念に原因があると書かれています。
すとんと心に入ってきた言葉 3つ
「世間的な基準を気にする」のをやめる
やめられないと → 頑張っているのにと不満がでる
やめられると → 自分の理想どおりに生きられる
真面目な人こそ、世間的な基準を気にしてしまうのではないでしょうか。
よく人から「真面目やね〜」と言われてきた私がそうでした。
周りの目が気になるから、「これが当たり前だからこうする」「一般的にはこうだからこうしないといけない」ずっとその基準でやってきました。
もちろんそれでうまくいくことも多いのですが、うまくいかなかった時、評価されない時に、周りと比べてしまって不満が出ていたような気がします。
世間の基準と比較するのではなく、自分の基準と比較するということが大切だよと教えてもらいました。
そのおかげで、他人と比べることが減って気持ちが楽になりました。
「友達の数を気にする」のをやめる
やめられないと → 神経をすり減らして自分を追い詰めてしまう
やめられると → 本当に必要な仲間ができる
これは、学生の頃はどこかのグループに属していないと不安だった自分に戻って伝えたい言葉です。
友達は人生を豊かにする一要素に過ぎず、友達の数で幸せは測ることはできない。
ここでは、「自分の人生の豊かさには何が必要なのか」、「自分が至福を感じる時はどういう時か」を自分に問いかけようと書かれています。
友達は多い方が良いんだ!という固定観念をぶち壊してくれました。
「相談して決断」をやめる
やめられないと → 他人のせいにして途中で迷いが生じる
やめられると → 自分の決断に自信を持ち、没頭する
え?と思いますよね。重大なことを決めるには相談した方がいいでしょと。
もちろん、お金のかかること、自分以外の家族に多大なる影響がある場合とかは十分に相談する必要はあると思います。
相談すること自体が悪いわけではないけれど、それは判断材料の一つでしかないということ。
最終的にはそれらの判断材料を参考にして自分でこうしよう!と決めることが大事ということです。
そっちの方が覚悟ができるし、失敗しても他人のせいにしないようになりますよね。
まとめ
孤独はよくないといった考えで生きてきた人にとっては、動揺する内容だと思います。私もそうでした。
けれど、世間の当たり前はちょっと横に置いて、自分の人生について考えてみることがとても大事だと思います。
私はこの本を読んで、仕事を辞めて好きなことに挑戦しようと思い、行動に移すことができました。
ひとつ一つに理由がしっかりと書いてあるので納得して読み進められます。自分の人生に当てはめてチェックしながら読んで、かつ行動に移していくことで孤独力をアップしていきましょう!

孤独力は自分の人生を自分らしく生きるために必要な力だと思う。
読んでいただき、ありがとうございました。

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