そわそわしっぱなしの2週間

不妊治療

移植から妊娠判定の受診まで2週間。
正直、些細な体の変化に気になったり、移植後どのように過ごすのが良いのか検索したり・・・
そわそわした2週間を過ごしました。

妊娠判定日の受診までの様子

移植後、普段通りの生活をしてもらって大丈夫ですとのことだったので
普段通り過ごしました。
薬と膣剤は継続だったので、そのまま続けます!

移植から数日後、急に水っぽいおりものが増えました。
寝ている間だと、おりものシートでは追いつかないぐらいの量です。
それまで、膣剤を入れた後2〜3時間ぐらいして、
カプセルの周りの部分が溶けておりものと一緒に出てくることはあったのですが、こんなに水っぽいものは初めてでした。
お腹の調子は、痛くもなく、時折チクチクする程度
生理前のような症状もあったので、気になって調べてみることにしました。
「不妊治療 生理前 水っぽいおりもの」などのキーワードで調べてみると、
妊娠超初期症状と書いてある記事がいくつか見つかりました。
もしかして・・と嬉しく思う一方、
今までの散々な結果から、”膣剤や薬を飲んでいることによる副症状のようなものかもしれない”と
マイナス思考になったりして、そわそわしていました。

そわそわ・・・

その夜、なぜか流産する夢を見ました。

妊娠判定日前日

妊娠判定日前日に、久しぶりに学生来の友達2人と近くの美味しいパン屋さんでパンを買ってきてランチしました。
私は不妊治療していることを割とオープンにしているので、体外受精のことも2人とも知っていて、
明日受診ということも伝えていました。
”明日、受診何時から?タイムリーに報告してな!”と友達。
”これからは段差に気をつけんとあかんで、1階で寝た方がいいで”とアドバイスしてくれる。
(階段から落ちたことも知っている 笑)
私は、どちらかというとダメだった時のことを先に考えてしまうけれど、友達は”妊娠していることを前提に”話してくれました。
友達のプラス思考に、今回はいけるかも?と不思議にプラスに捉えられるようになりました。

受診日当日

受診日当日。
夫が休みの日だったので、病院まで送ってくれました。
予約時間20分前に到着し、10分ぐらい車で時間を潰します
夫は、「付き添えんくてごめんな、何かあったらすぐに呼んで」と言ってくれました。

予約時間10分前、
受付を済ませ、検尿をしました。
土曜日と連休前ということもあり、12時を過ぎてもたくさんの人がいました。
心なしか妊婦さんが多い気がする

名前が呼ばれ、診察室へ。
いつもは看護師さんが近くに立っておられるのですが、少し離れて立っていて机には
検査の棒が置かれていました。
その棒をパッと見てもわからなかったのですが、部屋に入った瞬間、あかんかったんかもと思いました。

そして、先生からの説明で妊娠していなかったことがわかりました。

今回は、2個戻したのにどちらも着床せず。

それだけでも悲しいのに、
凍結予定だったもう1つの卵も胚盤胞まで育たなかったようです。

考えていた中で最悪のパターン。
ダブルパンチを食らいました

その後、先生の話を聞きながら、必死に涙を堪えました
先生の説明では、
「まだ35歳やし、ちゃんと受精もする。精子にも問題はないし、絶対諦めたらあかんで!」
「次は(不妊治療を続けるなら)1ヶ月子宮を休めてホルモン値を落ち着かせてから、6月の生理の時から採卵に向けて進める形になる」
「6回までは体外受精できるから」とのこと。
6回ということは、4回移植をしたので、私は後2回ということでしょうか?と聞くと
「次のことについてはまた相談していきましょう」とのことでした。
他にも、「もし生理がそれでも来なかったらまた5月7日に受診して。遅れて着床する可能性もあるし、そういう場合は確実に妊娠していることが多いから。」と説明してくださいました。
薬も膣剤もあと数日分残っているので、それも念の為続けることになりました。

やっぱり今回も妊娠できなかった・・・
診察後、そのことばかりが頭をかけめぐり、自分の不甲斐なさにまた涙が出てきます。

すぐに妊娠できる人がたくさんいるのに、なんで?
お酒も飲まないし、タバコも吸わない。
暴飲暴食もそこまでしないし、たまに運動もしてる。
しっかり睡眠とって、ストレス溜めてないのに。なんで?・・・
こういうことを考えてしまって、どんどん涙があふれ出します。

いかんいかん、精算までに落ち着かないと!と思い、
違うことを考えるようにしました。

そうしていると、また診察室に呼ばれました。
先生より、「さっきの6回というのは、保険適応での移植が6回までという意味やから、あなたの場合は後5回は保険で移植できる。採卵は何回でもしていいから、まだまだチャンスはあるよ。」
「今回は新鮮胚2個やったから、次は凍結してホルモン値を落ち着かせてから移植してみよう」と説明を受けました。
わざわざ調べてくださったのか、あまりにも落ち込んでいるので励ましてくださったのか。
またもや涙をこらえ、診察室を後にしました。

受診後

お会計を済ませ、車に向かいます。
1時間ちょっと、車で待ってくれていた夫。
車に入るなり、号泣してしまいました。
やっぱり今回も妊娠できなかった、
長い間待たせてごめん。と。
夫は、「難しいもんなんやなぁ。」とポツリと言って、その後は
手を握り、背中をさすってくれました。
どこまでも寄り添ってくれる夫に、さらに涙があふれました。

最後と決めた不妊治療でしたが、やっぱりこの人との子どもがほしい。
諦めきれない気持ちが大きくなってきました。
(長くなったので続きます)


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