不妊カウンセラーとの面談

不妊治療

治療方法について

3回目の体外受精に向けて、不妊カウンセラーの方の面談がありました。
いつものように受付を済ませ、体重と血圧を測ります。
この日は、先生の内診がなかったので、すぐに名前が呼ばれました。

不妊カウンセラー(看護師)の方はとてもサバサバしていて、
最初は冷たい感じがしていましたが、忖度なく、こちらが聞いたことにハッキリ答えてくださるので、
最近はだんだん信頼できそうな人だなと思えてきました。

今回の面談では、血液検査の結果をもとに今後の治療方針を考えます。

血液検査の結果は問題なし、糖尿病の検査も異常なしでした。
治療方法について、注射(アンタゴニスト法、ショート法)か内服(クロミッド、フェマーラ)かの話になり、

前回アンタゴニスト法のことを言ってたし、それなのだろうと思っていたら
内服の話になりました。

あれ? 前回の話、忘れられてる??

何も言わずにしばらく聞いていると、
おすすめされている内服の種類が違うようでした。(クロミッドからフェマーラへ)

というのも、私のようなAMHの値が高い人は、注射で卵をたくさん育てても、しっかり育っていく卵がたくさん採卵できるわけではないとのこと。
要は、”数はたくさん採れても、質が伴わない場合が多い”ということらしいのです。
このAMHが高いというのは、日本人に多い傾向にあり、父からの遺伝が関係しているとのこと。

希望はありますか?と聞かれ

「前回の受診時に、二段階移植の話を聞きました。普通の2個移植よりも日をずらして移植することで、妊娠する確率が上がると聞いたのですが・・・。何度も移植しても着床しないので、少しでも別の方法を試したいです。」

と答えると、

「二段階移植は保険適応外になります。保険適応の枠ができたことで助成金が使えなくなるので、金銭的な負担が大きくなりますよ。二段階移植も今後保険適応になるかもしれないですけど、現段階では実費です。」

とのことでした。

選択肢として、

①アンタゴニスト法(注射を使用するため刺激が強く、たくさん卵胞は育つが卵巣が腫れやすい。月経中から注射をスタート)

②内服(フェマーラを使って卵を育てていく方法。注射よりも低刺激なので、体に優しい。4月からの制度改正で保険適応になった薬で、実費だと一錠1000円ぐらいする高価な薬)⇦カウンセラーさんおすすめ

③注射+二段階移植(全てが実費になるため、約50万〜70万ほどかかる。二段階移植は妊娠率も上がるが、卵が5日目まで育たないとこれはできない。)

ということになりました。お金も関係してくることなので、自分一人では決められないと思い、持ち帰って相談することにしました。

ちなみに、卵の質を上げるために生活で気をつけることはあるかと聞くと、「ない」とのことでした。
とても意外な答えでした。(睡眠とか栄養とか運動とか言われると思っていた・・・)

散歩しながら家族会議

最近、雨が降っていなければ夕食後に夫婦で散歩しています。
この日の散歩中の話題は、”不妊治療の方法”についてでした。

病院で聞いてきた説明をもとに夫に話すと、

「お金がどうこうというより、体に負担がかからへんのがいいかなぁ。そのフェマーラは副作用ないの?」との返答が。
私のことを考えてくれるとは、ありがたい。
副作用のことは今度聞いとく。

そうなると、今回は”注射+二段階移植”、”アンタゴニスト法”はしないということになる。
説明する前から、私自身、もう一度内服でやってみてもいいかもと思っていました。

深く話し合わずとも、意見の一致(°_°)
フェマーラ!!

ということで、前回と全く同じ方法ではなく、薬の種類を変える(フェマーラ)という結論に至りました。

知らなくてもいい知識

クロミッドとフェマーラってなにが違うんだろう?
ふと気になって看護師さんに聞いてみました。
説明が難しいらしいのですが、

クロミッド は卵を育てる作用の薬で、安い。
フェマーラ は厳密にいうと卵を育てる薬ではないらしい。
作用するところが違うようですね。
調べてみると乳がん治療によく使われる薬でした。
近年は不妊治療にも使われることもたくさんあるそうです。

次回は前の病院の紹介状(診断書)をもらってきて、再度受診です。
道のりは長い・・・


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