卵の数が多くても・・・

不妊治療

体外受精を開始して2回目の受診日。
今日は、前回の採血の結果と、具体的な治療スケジュール、心電図検査をする日です。
まず、担当の看護師さんから採血の結果を聞きました。

抗ミュラー管ホルモン


血液検査では、抗ミュラー管ホルモンや卵巣刺激ホルモン、甲状腺刺激ホルモンなどなどホルモン数値を測ることが中心でした。
甲状腺関連のホルモンは、以前から数値が高かったため、通院を続けていたので正常値でした。

今回話が聞けてよかったと思ったのが、抗ミュラー管ホルモンについて。
不妊治療をしている・していた方は知っているかもしれませんが、
これは、卵巣内にどれだけ卵があるかを見る項目だそうです。
数値が高いとたくさん卵があるということで、年齢と共にこの数値は減少していきます。
27歳の方の平均が4.69なのに対し、
私は8.52でした。
・・・たまごはたくさんあるようです。
29歳ぐらいで不妊治療の検査をしたときは、確か14ぐらいだったので、確実に減ってきています。
でも、この数値が高いことと妊娠しやすいこととはあまり関係がないとのことでした。

大事なのは「数」よりも「質」なのでしょう。

今後は、卵巣内で卵を育てる注射を毎日打っていく予定だったのですが、この結果を受けて
少しだけ治療方法が変更になりました。
というのも、抗ミュラー管ホルモンの数値が高い人が毎日注射をしていくと、
卵はたくさんできるそうなのですが
採卵して人工授精したときに、育っていく卵の数が少なくなってしまうことが多いようです。
看護師さん流に言うと「ぶわって卵は育ってたくさん取れるけど、結局体内に戻せる数は少なくなることが多いよ。逆に多嚢胞で卵巣が腫れてしんどくなる人もいる。」とのことでした。
確かに、前の病院で卵は15〜20個ぐらい卵が取れたけど、
結局受精卵になってきれいに細胞分裂したのは4つほどでした。
どうせやるなら、確率が高い方に。

ということで、いきなり注射をしていくのではなく、初めは飲み薬で進めていくことになりました。

保険診療

不妊治療は保険外診療なので、結構お金がかかります。
前の病院では、後から助成金申請をして、かかった費用の一部が戻ってくるように手続きをしていました。
治療によっては最高30万円分ぐらいが戻ってくる。
全額まかなえるわけではないけれど、かなり助かる制度です。

今回も、助成金の申請をしないとな・・・と思っていたのですが、
なんと!
4月から不妊治療も保険適用になるらしいのです。(一部の治療のみ)
菅さんが首相だった頃に、不妊治療に対する制度を変えてくださっていたおかげで、
その恩恵を受けることができていることに、本当感謝です。
ありがたや。

ということで、今回の(4月からの)不妊治療は保険でしてもらうことになりました。
(移行期間なので、助成金で受けるか選べたようです)

この日も採血と心電図検査をして終了。
お会計は血液検査10,076円、保険内診療600円、クロミッド680円。
次回は、月経が来たら病院に電話をして、3日目〜5日間薬を飲み、8日目に病院受診です。

今日は4月1日。
ちょうど1年前、痔の手術をしたなぁと、
ふと、思い出しました。
おかげさまで、順調です。





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