移植後の受診
移植から約10日が経ちました。
今回は胚盤胞の移植だったので、妊娠判定日として、移植日からだいたい10日後に受診をしてくださいとのことでした。
前もって予約をしていたので、当日10分前に着くように家を出ました。
この日も、「心配やから」と夫が病院まで送ってくれました。(コロナ予防のため、病院には入れない)
病院に着くと、いつものように受付を済まし、検尿を出して、ロビーで待機。
期待しすぎるとダメだった時のダメージが大きいので期待しすぎず、
「でも、2個戻したから大丈夫かも・・・」という気持ちも少しあり、やっぱりソワソワして待ちました。
それから1時間・・・
(この日は混んでいたようです)
やっと名前が呼ばれ、診察室に入りました。
そして、診察室の椅子に座るやいなや、すぐに先生から、
「残念やけど、今回は・・」と言われました。
内心、「言うの、早くない?」と思いながらも、「やっぱりか」という気持ちでいっぱいになりました。
いつもなら、涙が溢れてくるのですが、
「残念やけど、今回は、妊娠はしていませんでした。」
という言葉に慣れすぎていることもあり、
この日は「すんっ(・_・)」となってしまった。
でも、油断すると危ないので、ただ事実を聞くことだけに集中し、なんとか泣かずに耐えることができました。
そして、次の移植のことについて少し話を聞いて診察が終わりました。
生理が来るまでは、薬はやめていいという事だったので、
早速トイレに行ってお腹に貼ってあるシールも剥がして捨てました。
(意味ないやんか、コンナモノ・・・(-_-)と吐き捨てる。)
お会計を待っている間、
「なんで毎回こうなんやろう」
「なんで自分には出来ひんねやろ」
「たくさん協力してくれている、夫に申し訳ない・・」
「いつまでこれ、続けるんやろ」
こんな考えが押し寄せてきて、自分が情けなくなりました。
情けなさと申し訳なさで涙が出そうになって、必死で堪えます。
涙を堪えることにも慣れてきたころ、ちょうど名前が呼ばれたので、何もなかったかのような顔で会計を済まし、夫が待つ車に戻りました。
夫に、「ごめん、今回もあかんかった。」と報告すると、
「お疲れさま」と優しく返してくれました。
私が、「次で最後かな、、」と言うと、
夫が、「そうやな」とポツリ。
お互いにそう思っていたのか、私の気持ちを尊重してくれているのか、、、
それか、私ほど子どもにこだわっていないのかもしれない。
私としては、”自分達には子どもができない”という現実を受け入れてこれているような気がします。
残るは凍結している初期胚1つ。
次の周期での移植です。
このブログを書いているときに生理がきたので、近々病院に行きます・・・(´-`)
にほんブログ村
コメント