私の不妊の体験記

不妊治療

不妊治療これからどうする?

子どもを待ち望んで早5年

最近までプログラミングのこと書いていたと思いきや、今回は不妊のお話です。

私は、27歳で結婚して、
28歳から子どもが欲しいな〜と思うようになり、
なかなか授かることができず、かれこれ5年不妊治療(実質4年ぐらい?)をしています。

結婚当初は、30歳までに子どもができたらうれしいなと期待して過ごしていました。

体は丈夫な方で、病気にもほとんどならないし、体力に自信があったので、自分が不妊症なのだと思いもしませんでした。
(当時は20代やしまだまだ大丈夫!という気持ちも大いにあった。)
でも、そのまさか・・・あっという間に2年がたち、自分が不妊症なのだと知りました。

不妊…「不妊」とは、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しないものをいう。日本産科婦人科学会では、この「一定期間」について「1年というのが一般的である」と定義している。(日本産科婦人科学会HPより)

 

今までの治療の経過

ただぼーっと子どもを待っていたわけではなく、この5年できることをしてきました。簡単にこんな感じです。

2015.11〜(28歳)
基礎体温を測り始める
不妊治療のクリニック受診
約1年半の間タイミングをとり続ける(途中3ヶ月ほど休む)
最初の方に精液検査を受ける→異常なし

2017.8〜(30歳)
クリニック②に通院を変える(体外受精や顕微授精を見越して)
検査(インスリン、クラミジア、抗ミュラー管ホルモン(AMH)、抗精子抗体、風疹、甲状腺など)
→ほどんどの検査で正常値。一つだけ、甲状腺の数値(TSHが高かったため他院にて通院しながら数値が安定するまで不妊治療は3ヶ月ほどお休み)

(自分は甲状腺の機能が低下していました。診断がつくほどの数値ではなかったのですが、妊娠を希望している人からしたらホルモンの数値が低かったので、定期的に血液検査をしながら現在もチラージンという薬を服用しています)

2018.1(31歳)
不妊治療再開
2018.2 
卵管検査 → 塞がっているなどはなく、通っているようでした
2018.3
人工授精 → 妊娠せず
2018.8〜
体外受精に向けて準備(肝炎検査、心電図など)
2018.10
採卵15個(うち体外受精11、顕微受精4)
→ちゃんと育ったのは体外受精4、顕微受精0。 4つとも凍結する
→卵は量より質が大事なのだと知る。(AMHっていう数値で卵巣内にどれだけ卵が残っているかが測れる。自分は20代前半の数値だったので、希望に満ち溢れていた。 がしかし、この数値は卵の質には関係なかった。)

2018.11
移植①(グレード:4cell G1) → 妊娠せず
2018.12
移植②(グレード:4BB 胚盤胞)→ 妊娠せず

ーーー仕事が忙しくなり、中断ーーー
2019.4(32歳)
移植③(グレード:4cc 胚盤胞)→ 妊娠せず
移植してもかすりもしない(妊娠反応が一切ない)
移植後はいつも希望を持って1〜2週間過ごしますが、希望を持ってしまうとダメだったときの絶望がすごいのです。
…診察室で泣くわけにもいかず、深呼吸しながらいつも堪えていました。
2019.7
しばらく通院しながらタイミングをとる

もう一つ残っていた卵がありましたが今まで移植したどの卵よりもグレードが低く、凍結の継続はやめました。
気持ち的にもしんどくなり不妊治療はいったんお休みすることに。

2020.10(33歳)
環境が変わり(転居、退職)、将来についてじっくり考える時間ができた。←今ココ

不妊治療をしてきて変わったこと

妊娠出産に対する考え方が変わった
→妊娠・出産は奇跡的なことなのだと知った。妊娠できても、無事に出産するまで10ヶ月という長い道のりがある。妊婦さんの不安や希望を想像できるようになった。(想像しかできないけど)
そして以前よりも妊婦さんは大事にしないと!と思うようになった。

不妊治療がとても高額なことを知った
不妊治療の内容にもよるけれど、体外受精や顕微授精をしようとしたら自費なので膨大なお金がかかる。
採卵や移植をするまでのいろいろな検査の費用、ホルモン値を調整するための2日に1回の注射でも1本1万円。
採卵は30万円ほど、移植でも1回10万円近く・・・などなど。
本当に万単位でお金がかかる。
最近、不妊治療助成の対象者の所得制限が撤廃される動きがあるようですね。個人的にはあまり関係ない部分ですが、不妊治療に目を向けてもらえてうれしい。

年齢の引算が早くなった
子どもの年齢から親御さんがいつその子を出産されたのか、逆算するのが早くなりました。何の役にも立たんけど。笑

芸能人の妊娠・出産ニュースに敏感になる
芸能ニュースでよく妊娠・出産のニュースが流れているかと思うのですが、真っ先に芸能人の年齢を見るようになりました。長く治療を続けていると、感じ方にも変化が出てきました。

①妊娠出産のニュースに敏感になる
②毎度ニュースを見て羨ましい気持ちと自分の情けなさに落ち込む
③芸能人の年齢や婚姻期間等を気にするようになる
④自分より年上の人や婚姻関係が長い人だったら、自分も頑張ろうと思う
⑤自分より年上の人でも、妊娠しやすい体質だったのかもと思い、やさぐれる

なんか①〜⑤をずっとループ・・・でも、ある日
ニュースに一喜一憂して精神的によくないと気づく

そして今は、
ニュースに過剰反応しないようにする(気にはなる)

不妊治療中はこんな感じで、とても気持ちが揺れ動きます。
しんどかったらいったん距離を置くのも大事ですね。

治療を止めて一年ぐらい経ちましたが、もう一度不妊治療について再スタートするべくこの記事を書きました。

転居したので、近くのクリニックに移ろうとも思っています。そこで、悔いのないように一通りの不妊治療をする予定です。

それと並行して、特別養子縁組についても検討して行こうと思います。

 


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