里子の委託の話に進展がありました

里親

3月初旬、児童相談所から一本の電話がありました。
不妊治療をやめて約半年。
前回の職員さんの訪問から10ヶ月ほど経っていたこともあり、近況の確認のための電話とのこと。
電話口で不妊治療をやめたことを簡単に報告しました。
詳しくお話をということで、後日訪問してくださることになりました。

児童相談所の職員さんの訪問

とある金曜日の夕方、児童相談所の職員さんが2名自宅に来られました。
面談の中で、現在の家庭の様子や不妊治療をやめたことなどをお伝えしました。
職員さんからは、
もし今、里子の話が出てきたら受け入れる意思があるかどうか、
里子を受け入れた後に自然妊娠して実子ができた時に、同じように接したり育てられるかどうか、
両親が里子の話を聞いた時にどんな反応になるか、など
少し踏み込んだ話をされました。

この日は具体的なケースの話ではありませんでしたが、もしかしたら里子の話が来るのかもしれないとぼんやりと思っていました(°_°)


夫とも、「2〜3歳ぐらいの子かな?男の子かな?女の子かな?いつぐらいに連絡が来るかな?」などと少しワクワクしながら話していました。

数日後・・・

児童相談所より具体的な里親委託の話がしたいと電話があり、
自分たちが思っていたよりも早く里親委託の話が舞い込んできました!
電話口では、里子は赤ちゃんとしか聞いていませんでしたが、
再度訪問していただいて、詳しく話を聞くと生後数日の男の子の赤ちゃんでした。

この日の訪問では、職員さんから、実母さんの簡単な生育歴と出産までの経緯、赤ちゃんの健康状態を聞かせてもらいました。
出産までの経過では、妊娠中にタバコを吸っていたことや妊娠中に一度も病院受診していないことなど、
気になることがいくつかありました。
それでも、現段階では赤ちゃんは感染症もなく元気に過ごしているとのこと。
(長いこと不妊治療してきた身からすると、「なんで妊娠分かってからもタバコ吸うんやろ・・・妊娠が分かったら病院ちゃんと受診してほしかったなぁ・・・」という気持ちが溢れてきましたが、私が何を思おうと事実が変わるわけでもなく・・・何ともいえない気持ちになりました。

この子(Kくんと呼ぶことにしよう)のことは、実母さんは育てる気はなく、里子にすることに同意をされているとのこと。
ゆくゆくは実子(特別養子縁組)として受け入れる前提の委託の話でした。

私たちとしては、電話をもらった時から委託を受け入れるつもりはしていたこと、
想像できる範囲で赤ちゃんがきたらどんな生活になるかなど、夫と少し話しをしてイメージしていたことなど、自分たちの気持ちをお伝えしました。

ただ、養子縁組を前提にするので、自分たちだけの話ではなく周りの支援も必要になってくるということで、
お互いの両親に説明をしてから正式にお返事をすることになりました。

お互いの両親に里子のことを説明

平日の夕方、2日かけてお互いの両親に委託のことを説明しに行きました。
里親の登録をしていることは以前から話していたので、
幸いどちらの両親も喜んでくれて、「よかったね」と言ってくれました。

それからはどんどん委託の話が進んでいきました。
里子を自宅に受け入れるまでにこんなことがありました↓

・お互いの両親に説明して理解してもらう
(現在は元気な赤ちゃんでも、今後病気や障がいがあることがわかるかもしれないけれど、それでも育てていくこと。実母さんが一定期間の間に”やっぱり育てたいので返してほしい”と言ってきたら返さないといけないこと。将来的には自分たちの戸籍に入り実子として受け入れるつもりであることなどを説明しました。)

・正式に委託の話を受け入れたいことを児童相談所に連絡。誓約書の記入。
・再度訪問してもらい、今後の流れの説明を受ける。
・赤ちゃんの退院日に立ち会い(←この日初めて赤ちゃんとご対面🌸)
・退院後、赤ちゃんは一旦乳児院に行くので、私たちが乳児院に通って赤ちゃんのお世話をする(マッチング)赤ちゃんの夜の様子を見たかったため、乳児院にお泊まりもさせてもらいました。
・乳児院の職員さんが自宅に訪問
・自宅で赤ちゃんを育てるためにチャイルドシートやベビーバス、オムツやミルク、その他必要なベビー用品を揃える。

怒涛の2週間が始まりました。
(マッチングの話はまた書こうと思います。)

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